大崎高野球部 九州V報告 「感謝のプレー 感動与える」 センバツ出場確実

生徒に優勝報告をする野球部員=県立大崎高

 第147回九州地区高校野球大会(10月31日~11月6日、長崎、諫早市)で初優勝した長崎県立大崎高(114人)野球部の優勝報告会が12日夕、西海市大島町の同校であった。
 九州大会の成績は来春の選抜高校野球大会(来年3月19日開幕、甲子園)の選考材料となる。初優勝の大崎は出場を確実にした。九州大会の観客は選手の保護者ら関係者に限られたため、生徒の多くはラジオやインターネットの中継で応援した。
 報告会で秋山章一郎主将(2年)は「プレーを生で見せることはできなかったが、これから先も感謝のプレーで、感動を与えられるよう練習を頑張る」とあいさつ。酒井俊治校長は「きみたちの活躍は多くの人の心を動かした。強度の高いトレーニングでチーム力を上げ、吉報を待とう。おごることなく日々を大切に。さらなる活躍を期待している」とたたえた。

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