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長崎県五島市の社会福祉法人なごみ会職員や地元高校生でつくる団体「なごみん」は8日、同市栄町で運営する多目的スペース「なごみプレイスつぼうち」のオープニングイベントを開催した。無料ランチの提供や菓子販売会などがあり、多くの市民でにぎわった。
同団体は本年度から、なごみプレイスつぼうちを会合やセミナーを開く市民向けに無料開放。高校生が放課後の学習スペースとしても使っている。セレモニーは地域住民に広く周知し、活用を呼び掛けようと企画した。
8日は、市内で定期的にワンコインの食事を提供している「なかよし食堂」の運営メンバーらが、五島産の魚の刺し身やフライ、カレーを無料提供。近くの菓子店4店舗の商品を集めた販売会もあり、計150人ほどが訪れた。
なごみ会の山口和洋法人本部長は「世代にかかわらず多くの人が集まり、優しさや思いやりが『ごちゃまぜ』になる場所になれば」と話した。