世界遺産・厳島神社(広島県廿日市市)の大鳥居を建造するための用材として、西都市の岡富住吉神社(濱砂孝行宮司)の境内から江戸末期に切り出されたクスノキの一部が、157年ぶりに帰郷した。現在行われている大鳥居の修理工事の過程で、クスノキが使われた主柱(しゅばしら)の内部からはがれ落ちた”芯”の部分で、岡富住吉神社は近くご神体として祭る。関係者は「西都市と廿日市市の友好のシンボルにしたい」としている。
西都の神社に157年ぶり帰郷 厳島神社大鳥居用材のクスノキ
- Published
- 2020/11/16 06:03 (JST)