<新型コロナ>修学旅行中止になった6年生のため 川口の小学校で花火大会「何か思い出に残るものを」

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ドドーンと豪快な花火が校庭の夜空に上がり、児童らは「すごい」と大喜びだった(朝日東小PTA広報・川嵜菜穂子さん撮影)

 埼玉県川口市朝日町の市立朝日東小学校(熊谷茂樹校長、児童数323人)の校庭で、花火大会が行われた。同小学校と学校がある朝日東連合町会(7町会、吉川光男会長)の共催で実現した。

 今年修学旅行がコロナ禍で中止になった6年生2クラス45人の児童のために、「何か楽しい思い出に残るものを」と熊谷茂樹校長(59)と朝日東連合町会長の吉川光男さん(67)らが決断した。

 花火大会の前に校庭でキャンプファイアを行った。6年生の佐藤希乃花(ののか)さん(11)は「すごく緊張した火がついてくれてよかった」。6年生の兼子留奈さん(11)は「火がついてうれしくて、テンションが上がったね」。

 花火大会は数分間のドラマだった。6年生の児童らは校庭の外側から見物した。

 熊谷校長は「大成功。キャンプファイアを囲んで踊って、子どもたちが大いにはしゃいでいた。コロナ禍であれこれしてはダメと、我慢している子は本来の子どもではない。はしゃぐことを思い出し、花火にも興奮していた。うれしいことです」と話した。