16日(月)は暖気が流れ込んでいる影響で全国的に10月並みの気温となり、特に太平洋側を中心に気温が高くなった。最高気温は鹿児島市25.8℃、愛媛県宇和島市24.8℃、宮崎市24.6℃、静岡市24.0℃、前橋市23.6℃など。東京都心でも21.4℃を観測している(午後2時半現在)。
西・東日本は週の後半にかけて気温の高い状態が続き、特に19日(木)あたりは九州で25℃以上の夏日となる所がありそうだ。週末には気温が下がる予想だが、それでもまだ気温は平年より高めとなる所が多い見通し。
沖縄・奄美はさらに気温が高く、週末にかけて30℃近くまで上がる可能性がある。その後も暖かい空気に覆われやすく、22日(日)ごろからの5日間ほどは、気温が平年よりかなり高くなりそうだ。このため、鹿児島地方気象台と沖縄気象台は、沖縄・奄美に「高温に関する早期天候情報」を発表して、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。
早期天候情報とは
原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。