国民民主党 玉木代表「党のエゴ超えた協力大事」 衆院選富山1区「西尾氏で一本化を」

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 国民民主党の玉木雄一郎代表が15日、北日本新聞社を訪れ、次期衆院選について「政党のエゴを超えた野党間の協力が大事」と語った。国民県連は富山1区で、旧国民に属していた立憲民主の西尾政英氏を推す一方、立民に合流する方向の社民党県連も候補を擁立。複雑な状況にあるが「西尾氏で一本化してほしい」と立民内の調整に期待した。 (聞き手・小幡雄也)

 -県連設立の意義は。

 「民主、民進党の頃から応援してくれる方がおり、期待に応えたい。富山は保守が強く、なかなか国会議員を出せないが、党員や地方議員と一緒に『政策提案型野党』をつくりたい」

 -現職議員は富山市議1人だけ。県内でどう勢力を拡大するのか。

 「まずは来春の富山市議選で、現職の再選に向けて頑張る。地方議員を地道に増やし、選挙を通じて我々の思いをたくさんの方に知ってもらい、党員・サポーターも増やしたい」

 -解散・総選挙はいつとみる。

 「権限を持つのは総理だけ。我々としては常在戦場で、準備を怠らない。小選挙区は自公との1対1の構造で戦うべきで、政党のエゴを超え、野党は協力できるところはするのが大事。それが富山1区で試される」

 -1区の情勢は。

 「我々は西尾氏を応援してきたし、連合の推薦も出ているので西尾氏で一本化してほしい。その方が円満に協力関係を築ける。社民県連が立民に合流すれば、まずは立民にちゃんと調整してもらいたい」

 -知事選では県連が推薦した現職が敗れ、新人の新田八朗氏が当選した。

 「新型コロナウイルス問題があり、変革や地方の自立を訴える人に支持が集まりやすくなっていたのではないか。そこを新田氏がうまく捉えた。結構差がつき、話題になった」

 ◆たまき・ゆういちろう  香川県出身。元大蔵(現財務)官僚。2009年衆院選で民主党から香川2区に出馬し、初当選した。現在4期目。18年にできた旧国民で代表を務め、20年9月から現職。東京大卒。51歳。