12月中旬に3日間、運休へ 箱根登山鉄道「リフレッシュ工事」

箱根登山鉄道

 箱根登山鉄道は16日、12月16~18日の3日間、老朽化した設備の更新のため、箱根湯本─強羅間で運休する、と発表した。運休区間では期間中、代行バスを運行する。

 今回の「鉄道施設リフレッシュ工事」では、線路や法面(のりめん)を補修したり、電線や信号機を交換したりする。強羅駅の駅舎補修も行う。

 同社によると、これまでは運行時間外の夜間にそれぞれ工事を行っていたが、効率化や費用削減のため、繁忙期を避け、集中的に実施することにした。

 期間中は、代行バス上下線各43本に加え、臨時バスも運行する。同月19日に始発から同鉄道全線で運行を再開する。同社は「ご不便をお掛けするが、安全に運行するため、ご理解いただきたい」としている。

 代行バスの時刻表は同鉄道ホームページに掲載している。問い合わせは、同社鉄道部電話0465(32)6823。

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