カンニング竹山 校則であだ名禁止にすると陰口化すると指摘

16日放送の『たまむすび』(TBSラジオ)で、お笑いタレントのカンニング竹山が、いじめ対策として小学校であだ名を禁止にすることの問題点について言及した。

番組では、「週刊ニッポンの空気」のコーナーで、最近小学校で導入しているところが増えているというあだ名禁止のルールの話題について扱った。

この件についてコラムニストの小田嶋隆氏は、あだ名は、悪気のあるなしに関係なく、イジメに繋がる要素があるとして「面白あだ名であればあるほどひどいあだ名だったりする。笑えるというのが一番暴力的で、笑いって、もしかしたら暴力なんじゃないかと私は半分は思ってるんですよ」と現場で表向き、禁じるのはありなのではないかと持論を語った。

一方竹山は、「でも、あだ名というものが、これからきっと陰口の、悪口のようなものになりますよね」と根本的な解決にならないと指摘。「裏であいつのことをこういう名前で呼でるみたいな、あだ名全体がなる可能性があるよね」と、ただの誹謗中傷になる可能性を語ったのだった。

なお、番組内でも触れられていたが、民間企業の調査によると、あだ名を小学校の校則で禁止することに対して、「賛成」と答えた人が18.5%、「反対」は27.4%、一番多いのは「どちらでもない」で54.1%だとのこと。

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