『ポルシェ911』が現代アーティストとコラボレーション。渋谷パルコで1日限定公開

 ポルシェジャパンは11月16日、ポルシェと現代アーティストがコラボレーションしたアート作品『Crystal Eroded Porsche 911(クリスタル・エローデッド・ポルシェ911)』を、11月19日に渋谷パルコにおいて1日限定で公開すると発表した。

 ポルシェのアイコン的存在である、最新の992型ポルシェ911がベースに採用されたクリスタル・エローデッド・ポルシェ911は、現在アメリカ・ニューヨークを拠点に活動する現代アーティスト、ダニエル・アーシャムとコラボレーションした“駆動可能”なアート作品だ。

 作品は、911の外観に、ホワイトマットな石膏素材をベースにした彫刻とクォーツを取り入れた加工が、ボディのフロント、サイド、リヤに施されている。この加工は、”時間を重ね進化してきた強靭な車体内部”を表現しているという。

 作品に対してアーシャムは、「私はいつも、劣化して侵食されても走れるような機能的なクルマを作りたいと思っていた」とコメントを寄せた。

「この作品は、まったくの新車を用いたという点でユニークなプロジェクトだった。過去にもクルマのプロジェクトで採用していた象徴的な彫刻とクォーツのアイデアを取り入れたが、私が手掛けたなかでは、初めての実走行可能な作品だ」

 そして今回、このクリスタル・エローデッド・ポルシェ911が11月19日(木)に、東京都渋谷区の渋谷パルコ1Fスペイン坂付近で、1日限定で日本初公開されることになった。

 展示は渋谷パルコの1周年記念パーティーに合わせたものとなり、展示時間は11時~21時。雨天の場合は、残念ながら展示は中止されるとのことだが、天気に恵まれた際にはコロナ対策をして、特別なポルシェ911をぜひ見学してみてはいかがだろうか。

コラボレーション作品『クリスタル・エローデッド・ポルシェ911』
コラボレーション作品『クリスタル・エローデッド・ポルシェ911』

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