長崎県諫早市小長井町田原地区で栽培され、ブランド化を進めているサトイモ「本場・田原いもんこ」を広く知ってもらおうと、簡易直売所「さとる君といもこちゃんの直売所」がこのほど、同地区にオープンした。
特有の粘土質の赤土で栽培される「本場・田原いもんこ」は、ねばりがあり、とろけるような舌触りのよさで知られる。
生産者でつくる「本場・田原いもんこ特産化研究部会」(村岡辰幸代表)のメンバー14人が計64アールで栽培。今年は台風の影響もあり小さめとなったが、例年通りおいしいイモに育ったという。
直売所では田原いもんこのほか、大根やヤーコン、サツマイモなども販売。市内外から買い物客が次々に訪れ、料理法などを聞きながら野菜を買い求めていた。当面、毎週土日の午前9時~正午に営業予定。
村岡代表は「地元の新鮮な野菜の販売拠点としても、幅広く情報発信していきたい」と話した。