映画「家なき子 希望の歌声」の公開を11月20日に控え、タレントの山口もえさんと日本語吹き替え版で主人公レミの声を担当した熊谷俊輝さんによるトークイベントが、16日に都内で行われた。山口さんは、映画の感想やおうち時間の過ごし方について語ったほか、熊谷さんが披露した歌声や夢に向かう姿勢に感心しきりだった。
本作について「親子で見たい。子どもに見せたい」と語る山口さんは、「レミが一生懸命まっすぐ生きる姿は、たくさんの子どもに勇気と元気を与えると思います」「自分で突き進むことの大切さを学べるんじゃないかなと思います」と、母親としてのおすすめのポイントを挙げた。また、おうち時間の過ごし方については、家族でダイエットにいいというダンスを踊っていたことを明かしたものの、効果について聞かれると、「夫（爆笑問題・田中裕二さん）を見ていただければわかるかなと思います」と言葉を濁した。
イベントでは、日本語吹き替え版では原語版が使われたレミの子守唄を、熊谷さんが特別に披露。その美声に山口さんは、「希望の歌声という感じがしました。さすがですね」「レミにぴったりですね」と大絶賛だった。また、熊谷さんの将来の夢が「歌手」で、「（やめたいと思ったことは）今のところないです」「レミみたいに、”一生歌うことをやめない”というくらいの気持ち」と、夢に向かう真っすぐな気持ちをしっかりと語る姿を見た山口さんは、「あとで人生相談したいと思います」と感心しきりだった。
「家なき子 希望の歌声」は、エクトール・アンリ・マロが1878年に発表した小説を原作とした作品。少年レミが初老の旅芸人ヴィタリスと母親探しの旅に出る姿を、フランスの美しい風景とともに描く。オーディションで選ばれたマロム・パキンが少年レミを演じるほか、「メルシィ!人生」のダニエル・オートゥイユや、「ニュー・シネマ・パラダイス」のジャック・ペランらが出演している。日本語吹き替え版では、熊谷俊輝くんがレミを演じるほか、山路和弘さんがヴィタリスの声を担当する。11月20日（金）より全国で上映される。
家なき子 希望の歌声
2020年11月20日（金）より YEBISU GARDEN CINEMA、109シネマズ二子玉川ほか全国ロードショー
配給：東北新社 STAR CHANNEL MOVIES
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