「秘密への招待状」公開決定 ジュリアン・ムーアとミシェル・ウィリアムズが育ての親と生みの親に 予告編も公開

ジュリアン・ムーアとミシェル・ウィリアムズが共演する映画「秘密への招待状」が、2021年2月に公開されることが決まった。あわせて、予告編が公開となった。

「秘密への招待状」は、ニューヨークで億万長者の会社経営者として生きるテレサと、インドで社会の不平等と戦う理想主義者のイザベルを中心とした物語。住む世界も考え方も全く異なる二人が、生みの親と育ての親という立場であることが明らかとなり、愛と葛藤に引き裂かれていく姿を描く。テレサをムーアが、イザベルをウィリアムズが演じている。 2006年にアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたデンマーク映画「アフター・ウェディング」のリメイクで、オリジナル作にほれ込んだムーアが夫ともに製作を担当。オリジナルでは男性2人の主人公の設定が、女性に変更されている。

予告編では、インドで救護活動に人生をささげるイザベルと、ニューヨークでメディア会社を経営するテレサという、住む世界も考え方も全く異なる2人が出会うシーンから始まる。イザベルがテレサに自身の孤児院を支援してもらうためにニューヨークを訪れるが、「少し時間が欲しい。娘の結婚式に来てくれればもっと話せる」と言われる。結婚式に参列したイザベルは、テレサの夫がイザベルのかつての恋人であるオスカーで、新婦のグレイスがオスカーとの間にできたイザベルの娘と気づく。娘の存在が明らかになり、結婚式の後にテレサとイザベルの人生がつながりはじめる。終わりには、テレサの「助けて」と口にするシーンが見られ、さらなる秘密を予感させる内容となっている。

秘密への招待状
2021年2月 TOHOシネマズシャンテ 全国ロードショー
配給:キノフィルムズ
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