GS全日程が終了!ネーションズリーグを勝ち抜いたチームは? 〜リーグA〜

写真 Soccrates Images

今回から4チーム制となったUEFAネーションズリーグのリーグA。ヨーロッパの強豪国がひしめき合いついに決勝トーナメントに進出する4ヶ国が決定した。前回大会とは一味違ったグループステージを振り返る。

グループ1
最後まで決勝トーナメント進出争いが続いたグループ1。監督交代で停滞したオランダを他所に、安定した強さを発揮したのがイタリアだ。総得点こそ「7」と多くはないものの、失点数「2」と一世を風靡したカテナチオばりの堅守を披露。3勝3分と無敗でコマを進めた。

グループ2
デンマークやイングランドを抑え、圧倒的な得点力を発揮したのがベルギーだ。第3節でイングランドに敗戦した以外は全て勝利を収め、リーグ最多の16得点を記録。決勝トーナメント進出を懸けた最終節デンマーク戦でもロメル・ルカクを中心に4ゴールを叩き出し、今大会の優勝候補に名乗りを上げている。

グループ3
前回王者ポルトガルとロシアワールドカップ王者フランスが同居したグループ3は、直接対決の結果が勝敗を分けた。第1戦はスコアレスドローに終わるも、11月の第2戦ではエヌゴロ・カンテが値千金の決勝弾をゲット。フランスが勝ち点16まで積み上げ、ディフェンディングチャンピオンのポルトガルを退けた。

グループ4
最終節に思わぬ結果を生んだグループ4。スペインが盟主再建を目指すドイツと対戦すると、フェラン・トーレスのハットトリックを含む圧巻6ゴールを奪取。ドイツの野望を打ち砕き、ベスト4進出を達成した。またコロナウイルスにより試合が中止となった影響で、スイスが1試合未消化で降格が決定している。

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