ツルハホールディングス、レジ袋収益金3000万円を日本ユニセフに寄付

【2020.11.19配信】ツルハホールディングスは、2020年7月1日から同社グループ各店舗で開始した「レジ袋有料化」におけるレジ袋の販売収益金額3000万円を日本ユニセフ協会に寄付した。

今年7月からレジ袋が有料化されていたことに伴うもの。同社によると、マイバッグを持参する顧客も多かったことで、7月から約3ヵ月におけるレジ袋利用率は約18%(辞退率約82%)となり、これによるCO2削減量は2,547t-CO2となったという。

一方、レジ袋を必要とする顧客には、バイオマス素材を配合したレジ袋を有料で提供している。その販売収益を今回、日本ユニセフ協会に寄付したもの。

レジ袋の主な原料であるプラスチックは、海洋汚染やごみとして焼却処理される際の温室効果ガス
発生による環境汚染等が世界規模で問題となっている。同社では、「子どもたちに、そのまた子どもたちの時代になっても豊かな環境を残し、地球で暮らし続けることが出来るように、私たちが世界を変革する」との願いから、レジ袋の削減に積極的に取り組む方針。「資源を無駄にしない持続可能な社会の実現に適うライフスタイルの定着に向け積極的にお客さまとともに取り組んでいく」としている。

なお、寄付金はレジ袋の販売価格(税抜き)から原価を差し引いた金額。

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