カディスの伝説的アナウンサー、新型コロナ回復後に死去…62歳

昨季スペイン2部を優勝し、現在リーガを戦っているカディス。今回そのクラブにとって悲しいニュースが入ってきたようだ。

『MARCA』によれば、ラジオで25年以上に渡ってカディスの試合のアナウンサーを担当してきたテオ・バルガス氏が死去したという。

テオ・バルガス氏は1958年生まれ。もともとカディスのファンであり、この地域有数のスポーツジャーナリストとして活躍した。

またコラムニストなども務めたほか、カディスの取締役会でコミュニケーションアドバイザーとして従事し、クラブ公式ウェブサイトでの試合放送も担当したそう。

『Cadena SER』や『Radio Cadiz』でアナウンサーを務め、カディスの各カテゴリーの試合を話した数はなんと3100以上だったという。

しかし、今年3月に新型コロナウイルスに感染したあと重篤な症状を示し、2ヶ月以上に渡って入院。30日以上を集中治療室で過ごしていた。

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一度は回復して自宅に戻ることに成功し、新しい本の出版にもこぎつけた。しかしこのところ再び体調が悪化し、19日にこの世を去ることになったという。

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