ぬいぐるみとバラで英国応援 五輪キャンプ地の川崎市企画

窓際に飾られたバラとぬいぐるみ

 来夏に予定される東京五輪・パラリンピックの英国代表事前キャンプ地となっている川崎市で、英国チームにエールを送るとともに町に彩りを添える活動「カワサキテディ&ローズ」が始まった。英国とゆかりの深い「ぬいぐるみ」と「バラ」を窓際に飾り、写真を会員制交流サイト(SNS)に投稿してシェアする試みで、市が参加を呼び掛けている。

 英国では、新型コロナウイルス感染拡大によるロックダウン中、散歩する子どもたちがテディベアを発見できるよう窓際に飾る「テディベアハント」が流行。バラはイングランドの国花で、各家庭のバラが咲く庭「イングリッシュガーデン」は世界的に有名だ。

 その二つにあやかる企画で、主催する川崎市は「コロナ禍でも気軽に参加でき、SNSで英国の人たちに届けることも出来る。英国文化に触れ、町中のコミュニケーションにもなれば」と呼び掛けている。

 参加するには、外から見えるように飾ったぬいぐるみとバラの写真に2個のハッシュタグ「#kawasakiteddyrose」「#gogb2020」を付けてツイッター、インスタグラム、フェイスブックに投稿する。問い合わせは、市オリンピックパラリンピック推進室電話044(200)0528。

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