<レスリング>86kg級世界王者ハッサン・ヤズダニチャラティ(イラン)が“優勝”…UWW人気投票

© 公益財団法人日本レスリング協会

UWWの人気投票で男子フリースタイルのナンバーワンとなったハッサン・ヤズダニチャラティ(イラン)=昨年の世界選手権

 世界レスリング連盟(UWW)はインスタグラムで男子フリースタイルの人気投票を実施。新旧合わせた16人のオリンピック・世界王者の中から昨年の86kg級で世界選手権を制したハッサン・ヤズダニチャラティ(イラン)が最多投票を獲得し、同スタイルの人気ナンバーワンに選出された。

 16選手がトーナメント方式で対戦。1回戦は主に現役選手とレジェンド選手の対戦となり、最後に勝ち残った選手が“優勝”の方式。ヤズダニチャラティは、1回戦でオリンピック1度を含めて世界を8度制しているバレンチン・ヨルダノフ(ブルガリア)を破り、2回戦でオリンピック1度と世界選手権2度優勝のタハ・アクグエル(トルコ)を撃破。

 準決勝ではオリンピック3度を含め世界V9のブバイサ・サイキエフ(ロシア)を退け、97kg級世界王者のアブデュラシド・サデュラエフ(ロシア)との決勝となった。

男子フリースタイルのトーナメント表

 2階級にわたってのオリンピック連覇を目指す選手同士の“闘い”は5万以上の投票があり、ヤズダニチャラティが2万7023票、サデュラエフが2万3210票。イランの英雄が世界の人気ナンバーワンに選ばれた。

 ヤズダニチャラティは74kg級で2015年世界選手権と2016年リオデジャネイロ・オリンピックで優勝。86kg級にアップして2017・19年の世界選手権を制している。最近、インスタグラムで50万フォロワーを超えるなど人気も急上昇中(インスタグラムのフォロワー数では、サデュラエフが112万8000人と大きく引き離している)。

 昨年の世界選手権で優勝したあと、12月にひざの手術を受け、回復に努めている最中に新型コロナウィルスのパンデミックによって活動停止を余儀なくされたが、10月に国内大会で1年ぶりの試合に復帰。12月にセルビア・ベオグラードで予定されていた世界選手権への出場への意欲も見せていた。イラン協会は最終的に個人戦ワールドカップへの不出場を明らかにした。

 なお、人気投票には日本のオリンピック・世界王者はリストアップされなかった。