J1川崎、最速V 家長ハット、ガンバを5―0で下す

【川崎-大阪】後半、ハットトリックを決めた川崎・家長=等々力

 サッカーの明治安田生命J1リーグは25日、川崎市中原区の等々力陸上競技場などで第29節が行われ、首位の川崎フロンターレは2位のガンバ大阪を5―0で下して勝ち点を75に伸ばし、2季ぶり3度目の優勝を決めた。4試合を残してのリーグ制覇は史上最速で、積み上げた勝ち点も現行の年間34試合制になった2005年以降で最多を更新した。

 今季のJ1リーグは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2月の開幕直後に約4カ月間中断。試合日程を大幅に組み直した上で7月上旬に再開された。優勝したフロンターレは天皇杯全日本選手権の出場権も獲得。12月27日の準決勝から登場し、初の年間複数タイトル獲得に挑む。

© 株式会社神奈川新聞社