Jリーグ第29節が25日に開催し、川崎フロンターレとガンバ大阪が等々力陸上競技場で激突した。
シーズン終盤に実現した首位と2位の頂上決戦。引き分け以上、勝てば文句なし優勝となる川崎Fは前半からトップギアでG大阪に襲いかかる。22分に登里享平が左サイドからクロスを送ると、レアンドロ・ダミアンが上手く合わせ貴重な先制点をゲット。前半終了間際にはCKの流れから家長昭博がネットを揺らし、川崎Fがリードを2点に広げて試合を折り返す。
さらに勢いが増す川崎Fは後半開始早々の49分、家長がフリーで抜け出しペナルティエリア内から右足で冷静に流し込んで3点目。73分には三笘薫のお膳立てから家長が押し込み、大事な一戦でハットトリックを達成する。勝負を仕上げにいく川﨑Fは、今シーズン限りで引退を表明した中村憲剛を投入。するとバンディエラと同じタイミングで途中出場した齋藤学が、ゴールショーに花を添えて勝負あり。5発大勝でG大阪を粉砕し、川﨑Fが史上最速4試合を残して2年ぶり3回目のリーグ優勝を成し遂げた。