鎌倉 瑞泉寺は、花の寺とも呼ばれ四季を通して様々な花が楽しめるお寺です。
そして、紅葉の名所としても有名です。
実際に行ってみると派手な見どころは無いものの、庭園はとても静かで趣があり、いい意味で秘境感満載の場所でした!
ここでは瑞泉寺の見どころや魅力を紹介していきます(^^)
鎌倉 瑞泉寺ってどんなお寺?
鎌倉 瑞泉寺は鎌倉公方の菩提寺(祖先のお墓)として、鎌倉五山に次ぐ、関東十刹(かんとうじゅっさつ)の格式のある寺院です。
瑞泉寺を開山した夢窓国師(むそうこくし)は、後醍醐天皇や足利尊氏も深く信仰し、鎌倉〜南北朝期に臨済宗で力を持っていた僧です。
その夢窓国師は作った庭が、名勝瑞泉寺庭園です。昭和45年に発掘、復元され夢窓国師の作として、国の名勝に指定されています。
また本堂の裏手にある山には、徧界一覧亭と呼ばれる景勝地がありましたが、現在は入ることができません。
瑞泉寺一帯は、紅葉ヶ谷(もみじがやつ)と呼ばれ紅葉の名所。境内には水仙、梅、つつじ、牡丹、マンサクなど沢山の花が咲き、特にスイセンが美しく有名です。
そして文学や学問とゆかりの深く、鎌倉時代には五山文学の拠点として栄えました。境内には、久米正雄の墓、高浜虚子、久保田万太郎、吉野秀雄、大宅壮一、山崎方代、吉田松陰などの碑があります。
瑞泉寺の混雑状況
瑞泉寺は少し他の見どころから遠いせいか、紅葉の時期でもそんなに混んでいません。なのでゆっくり境内を楽しむことができます。
時期やベストシーズン
瑞泉寺は水仙、梅、桜、紫陽花、紅葉の時期がおすすめです。花寺と呼ばれるだけあって、花の種類が豊富。境内には様々な草花を楽しむことが出来ます。
瑞泉寺周辺の美味しいランチ:中国精進料理の凛林
鎌倉 瑞泉寺近くで美味しいランチを食べるなら、中国精進料理の凛林が有名です。
完全予約制ですが、席が空いていれば予約無しでも入ることができます。ランチはランチセットやアラカルト。夜はコースのみです。
値段は少し高めではありますが、あっさり目で身体に優しい中国精進料理が食べれます。
鎌倉 瑞泉寺の見どころ
瑞泉寺の見どころ3つ!
- 庭園に咲く、紅葉や四季の花々を堪能しよう
- 夢窓国師が作った名勝瑞泉寺庭園
- 4つの文化碑を見つけて詩を読もう
ではでは、早速行きましょう(^^)
瑞泉寺に着くと苔の階段があります。苔寺で有名な杉本寺と同じくらいの大きさで迫力があります。
隣に普通の階段があるので登る時はそちらを使うと安全です。
歌人 山崎方代の詩です。境内には4つの文学碑があります。
吉田松陰留跡碑です。吉田松陰の母方の伯父の竹院和尚が、瑞泉寺の住職は務めていて、何度か瑞泉寺を訪れています。竹院和尚のもと読書したり、鎌倉江ノ島を巡りをしてくつろいだそうです。
境内は手酌水やお地蔵様、石像など雰囲気がとてもいいです。
こちらが本堂です。ご本尊様は見えません。本堂の周りは紅葉していて綺麗ですね。周りが庭園なんですが、梅はまだまだ咲いてないのでちょっと寂しい感じでした。
見どころの一つ。錦屏晩鐘です。
名勝瑞泉寺庭園にある、天女堂です。かつての坐禅修行の場だったそうです。別名 水月観道場とよばれています。
年中花が見れるとのことでしたが、12月は紅葉以外はほとんどお花は見ることができませんでした。
梅と桜の木がいっぱいあったので、その時期に来ればもっと楽しめそうです。
花寺 瑞泉寺で、季節の草花を楽しもう
瑞泉寺の紫陽花
瑞泉寺には6月になると、綺麗な紫陽花がたくさん咲きます。
もともと山間にあり静かなお寺ですが、紫陽花に時期も人がいるものの静かな雰囲気がとっても素敵です。
瑞泉寺の紅葉
とても立派なもみじです!私が行った時は12月の始めだったので、紅葉の遅い瑞泉寺ではまだ早かったみたいです(^^;)これが赤く染まったら、綺麗だろうなぁ。
来年またリベンジします!
ちなみに瑞泉寺の紅葉の見頃は、12月中旬から下旬。鎌倉で1番遅い紅葉とも言われています。
この時期は紅葉以外にあまり自然は楽しめないので、今赤くなっているか電話で確認して行ったほうがいいですね。
瑞泉寺の見どころ まとめ
いかがでしたか?
瑞泉寺は派手な見どころは無いですが、落ち着いていて素敵なお寺です。
近くに鎌倉宮や覚園寺など素敵なお寺もあるので、一緒に行ってみてくださいね(^^)