自殺者増、コロナ影響か 流行長期化ストレス続く

 県内の1~10月の自殺者は速報値で194人に上り、昨年1年間の201人に迫る勢いで増加していることが、警察庁のまとめで分かった。特に夏場以降の増加が顕著で、10月は32人と前年から倍増。専門家は新型コロナウイルス流行の長期化が影響している可能性を指摘し、相談体制強化など孤立を防ぐ対策の重要性を訴える。

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