巨人・菅野のメジャー挑戦 メジャーリーグ公式サイトも注目

日本シリーズが終了し、菅野智之(巨人)のメジャー挑戦に注目が集まっているが、メジャーリーグ公式サイトも「日本のエースがメジャーに来る?」とその動向に注目している。同サイトのジョン・ポール・モロシは「日本シリーズが終了し、菅野智之は2週間以内にポスティング公示される見込みだ。メジャーリーグの各球団はこの動きに備えて数年間にわたり彼をスカウティングしてきた」とツイート。日本球界を代表する右腕の動向には大きな注目が集まっている。

菅野は現在31歳。ポスティング公示されれば、多数のチームが獲得に動くことが予想されている。メジャーリーグ公式サイトは菅野について「過去8シーズンにわたって日本で最も支配的な投手の1人だった。ジャイアンツで197試合に登板して防御率2.34をマークしている(正しくは196試合で防御率2.32)」と紹介している。

同サイトは「2020年は特に支配的だった」として、20試合に登板して137回1/3を投げ、14勝2敗、防御率1.97、131奪三振という素晴らしい成績を残したことを紹介。与四球がわずか25個だけだったことにも言及した。また、22試合に登板して防御率3.89だった2019年を除き、過去6シーズンで防御率2.14以下を5度も記録していることにも触れている。

また、同サイトは沢村賞について「日本で最高の投手に与えられる栄誉」と紹介し、菅野が同賞を2度受賞していることにも言及。さらに、2017年のワールド・ベースボール・クラシックでアメリカ代表との試合に先発して6回1失点の好投を見せたことにも触れ、「メジャーリーガーに引けを取らない投手であることをすでに証明している」と称えた。当時のアメリカ代表監督であるジム・リーランドの「今夜の日本代表の先発投手はメジャーリーグ級の投手だった。彼は良い投手だ。彼はとても印象に残っているよ」というコメントも紹介されている。

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