横浜DeNAの梶谷隆幸外野手(32)と井納翔一投手(34)が27日、横浜市中区の球団事務所を訪れ、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使する申請書類を提出した。
梶谷は「私の人生なので悔いのないように決断したい」と思いを口にし、井納は「来年は35歳になる。権利を持っていてもしょうがないので使いたい」と話した。
球団はFA権を行使しても残留を認めている。12月5日にコミッショナーから公示され、6日から全球団との契約交渉が可能となる。巨人などが獲得に乗り出すとみられ、争奪戦が予想される。
梶谷は島根・開星高から2007年に高校生ドラフト3巡目で入団。14年目の今季は109試合に出場し、リーグ2位で自己最高の打率3割2分3厘をマークした。14年には盗塁王にも輝いた。
井納はNTT東日本から13年にドラフト3位で入団。今季は17試合に登板して6勝(7敗)を挙げ、防御率3.94だった。プロ8年間で通算50勝60敗。