イルカ飼育員の人材育成で連携 壱岐市と福岡の専門学校

連携協定を結んだ(右から)高田社長、安達理事長、白川市長=壱岐市郷ノ浦町、壱岐の島ホール

 壱岐市はこのほど、専門学校の福岡ビジョナリーアーツ(福岡市、安達建之理事長)と、市の観光施設「壱岐イルカパーク&リゾート」指定管理者のイキパークマネジメント(高田佳岳社長)の2者と連携協定を結んだ。
 同校は来年4月にドルフィントレーナー専攻(2年制)を設立。1年間のカリキュラムの8割が実地研修で、そのうちの約半分を同施設が実習施設として生徒を受け入れる。
 同施設は5月、米国フロリダ州にあるドルフィンリサーチセンターと飼育技術について提携を結んだ。人とイルカの信頼関係構築を基礎とした飼育を実践し、その技術の国内普及を目指す。
 締結式で白川博一市長は「多くの学生が壱岐島で学び、即戦力となる人材育成につながること、その後も関係人口として何度も壱岐を訪問いただけることに期待している」とあいさつした。

 


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