西海小で「わくわくカーニバル」 お手伝いでためた“通貨”で縁日気分

ドラえもんに仮装して水鉄砲を楽しむ児童=西海市立西海小

 西海市立西海小(松田伊知郎校長、99人)で25日、「わくわくカーニバル」があり、児童らが家庭で手伝いなどをしてためた通貨「TRYPAY」(トライペイ)で縁日気分を楽しんだ。
 地域の高齢者との毎年秋の交流会が、今年は新型コロナウイルスの影響で中止に。代わりに同校とPTAが企画した。「TRYPAY」はあいさつや早寝早起きなど、児童が保護者と決めた目標を達成するともらえる。各家庭で5月から、それぞれの目標に取り組んできた。
 児童は保護者らが手作りした衣装で仮装し、射的やくじ引きなどを楽しんで回った。PTA会長の山村勇喜さん(41)は「地域行事の中止が続いていたが、親と子で一緒に楽しくすごせた。活動を通じ子どもたちの頑張りも促すことができた」と話した。

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