筋肉系負傷のアザールがMRI検査へ…CLや“マドリード・ダービー”欠場の恐れも

レアル・マドリードのベルギー代表FWエデン・アザールは負傷した膝の精密検査を行い、程度次第では12月上旬のビッグマッチのほとんどを欠場する恐れがあるようだ。

アザールは1-2で敗戦を喫したアラベス戦で、28分に膝の痛みを訴え途中交代に。30日に右足筋肉系の負傷の重症度を調べるためMRI検査を行う予定で、数種間の離脱となった場合UEFAチャンピオンズリーグやアトレティコとの“マドリード・ダービー”を欠場する可能性もある。

アザールがまたも負傷…レアル、惜敗でリーグ3試合勝利なしに

12月1日 シャフタール・ドネツク(CL:アウェイ)
今シーズンCLグループステージで最大のショックだった、シャフタールとのホーム初戦。2-3で敗れたことでレアルに暗雲が立ち込め、GS敗退という最悪のシナリオを予期させた。払しょくするにはアウェイでの勝ち点が求められる。

12月5日 セビージャ(ラ・リーガ:アウェイ)
ラ・リーガ順位表で4位レアルのすぐ後ろにつくのが5位セビージャだ。前回のラモン・サンチェス・ピスファンでは1-0で勝利し、直近3連勝中とセビージャと相性がいいレアルだが、コンディションの差で足元をすくわれる可能性は大いにあり得る。

12月9日 ボルシア・メンヒェングラートバッハ(CL:ホーム)
レアルのグループステージ最後の試合は、ドイツの強豪ボルシアMGとの対戦に。決勝トーナメント進出かつ首位通過を決めるには最終戦でも勝利が必要で、もし敗れたりすれば14日に控える決勝ラウンド組み合わせ抽選会にレアルの姿ないという事態になりかねない。

12月12日 アトレティコ・マドリード(ラ・リーガ:ホーム)
例年以上に接戦が予想されるアトレティコとの“マドリード・ダービー”。この時期になれば負傷者が復帰を果たす予定で、アザールもその一人となりディエゴ・シメオネ監督率いるライバルとの一戦でピッチに立ちたい。

アザールがビッグマッチ欠場の恐れも※写真 Quality Sport Images

© 株式会社SPOTV JAPAN