ヤリスなんて目じゃない!? 新型ノートが高級になりすぎた!

今年2020年はヤリスやフィットなど、各メーカーの主役級のクルマが相次いで新型に切り替わった。年の瀬に入り真打ともいうべき新型ノートがデビューする。しかも全車人気のe-POWERを搭載するなど、売れること間違いなし! といった内容だ。今回は外見を中心に新型ノートを見ていこう。>>

日産 新型ノート e-POWER[2020年12月23日発売・3代目] [撮影:小林 岳夫]

全長を短く! だが高級感は大幅UP

LEDヘッドランプはセットオプションで、素の状態ではハロゲンヘッドライトとなる,残念ながらテールランプは全車ハロゲンとなるのだが、ここまで未来っぽいデザインならばリアもLEDにしてほしいところ
LEDヘッドランプはセットオプションで、素の状態ではハロゲンヘッドライトとなる,残念ながらテールランプは全車ハロゲンとなるのだが、ここまで未来っぽいデザインならばリアもLEDにしてほしいところ

日産 新型ノートの3サイズは全長4045mm×全幅1695mm×全高1505mm、ホイールベースは2580mm。現行モデル(全長4100mmx全幅1695mmx全高1535mm)と比べると、全長を-55mmと短くしたものの、ホイールベースは20mmほど拡大している。

全体的に質感を向上させ、直接的なライバルとなるホンダ フィットやトヨタ ヤリスと比べても圧倒するほど堂々としたデザインだ。一見すると、5ナンバーサイズのコンパクトカーとは思えないほどである。

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これからの日産車はこの顔に!?

ツルんとした顔など、新時代を思わせるデザインは見事

顔つきは2021年にも市場に投入される予定の新型電気自動車アリアにも似た、新時代の日産デザインを落とし込んだ未来感溢れる印象に様変わりした。加えて、生まれ変わった日産エンブレムを国内初採用する記念すべきモデルでもあるのだ。

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車内に目を移すと、これ本当に200万円代? ってほど高級に。正直にいうと、リーフよりも質感が高いのだ。メーターはフル液晶となり、プロパイロットなどの先進装備も充実している。

前述の通り、パワートレインは現行モデルやセレナなどに搭載され、大人気を博したe-POWERを全車に搭載。新型ノートで日産は電動化をさらに推し進める印象だ。

年初にヤリスとフィットが登場し、年末に新型ノートのデビューと、今年2020年はコンパクトカーが豊作の年であった。直近の販売台数を見てみるとヤリスが大きくリードしている印象だが、新型ノートの登場により戦局は大きく変わるはずだ。来年もコンパクトカーから目が離せないぞ!

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

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