主治医が虚偽報告を強制した?マラドーナの容態を管理していた看護師が証言

ディエゴ・マラドーナ氏の自宅で看病していた看護師ダヒアナ・ジセラ氏は、主治医に虚偽の報告を強いられたと明かした。

医療ミスはあったか否か…アルゼンチン司法当局、マラドーナ氏主治医の自宅とオフィスを捜査

アルゼンチン紙『クラリン』によると、マラドーナ氏の最後に関する供述書を検察に提出する際、ジセラ氏は外にいたにも拘らず部屋の中にいたと虚偽報告を強制させられた主張。実際は正午に精神科医と心理学者がマラドーナ氏の定期診断で同行した時に、死亡を確認したと語っている。

看護師のレポート

6:55 オンコール。患者は休んでいる

7:30 部屋の中でウロウロしている音を聞いた。ポータブルトイレで利尿している

8:30 休養を続けている

9:20 バイタルチェックを拒否している

11:55 精神科医と心理学者が到着。ドアを数回ノックするも、患者は応答しない

12:10 患者が心肺停止状態であることを確認。基礎的な蘇生処置を行う

検察庁が受け取った供述書では、6時半にベッドでマラドーナ氏が寝ているのを見て、呼吸しているのを確認したと報告。検察は虚偽報告を強制した真意を追求するため、主治医レオポルド・ルケ氏と看護師が勤める『メディドム』を捜査していく方針だ。

主治医が死亡当時の供述書に虚偽報告を強制か※写真 Marcelo Endelli

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