日向の養鶏場で鳥インフルエンザ 簡易検査で陽性

高病原性鳥インフルエンザの疑いがある鶏が見つかったとみられる養鶏場=30日午後10時8分、日向市東郷町(川の対岸から撮影)

 県は30日、日向市のブロイラー養鶏場で、高病原性鳥インフルエンザの疑いがある鶏が見つかったと発表した。県が同日実施した簡易検査で、鳥インフルエンザの陽性反応が出た。宮崎家畜保健衛生所(家保)でPCR検査を進めており、12月1日午前3時ごろ結果が判明する見通し。高病原性の疑似患畜と判明すれば、県はこの養鶏場の約4万羽を殺処分する。高病原性であれば、県内での発生は3年10カ月ぶり。

© 株式会社宮崎日日新聞社