「SDGs理念理解し積極的に」 難波さん(南日本ハム)指摘

SDGsについて講演した南日本ハムの難波裕扶子さん=1日午後、宮崎市・宮日会館

 宮崎日日新聞社の広告主でつくる宮日広親会(平野亘也=のぶや=会長)の実務者セミナーは1日、宮崎市の宮日会館であった。南日本ハム(日向市)食育広報推進課課長の難波裕扶子(ゆうこ)さん(48)が「SDGsコミュニケーションはじめませんか?」をテーマに講演した。
 SDGsは国連の2030年までの「持続可能な開発目標」の英語略。難波さんは「宮崎でSDGsを知っている人は3割で、都会と地方の差はなくなってきている。ウィズコロナ、ポストコロナの企業戦略見直しでも持続可能性が重視されている」と指摘。
 企業が目指すべき姿について、「SDGsは短期的ではなく、長期的な取り組みで『未来の社会でなくてはならない企業』を目指すことが大事」とした上で、「全ての部署で理念を理解し、企業のトップには積極的に関わり、外部にも発信してほしい」と話した。

© 株式会社宮崎日日新聞社