新潟市で新型コロナウイルス患者2名、東区と中央区の男性会社員

新潟市保健衛生部の野島晶子部長

新潟市は4日、新たに新型コロナウイルス患者が2名確認されたと発表した。市内203、204例目となる。

203例目は東区の30歳代男性会社員で198例目(中央区の30歳代男性会社員)の濃厚接触者(会社同僚)。11月27日に鼻づまりの症状があったが、熱はなくその後も仕事をしていた。しかし、2日に198例目の要請が判明したことから濃厚接触者としてPCR検査を実施。陽性がわかった。

204例目は中央区の20歳代男性会社員で、199例目(中央区の40歳代女性会社員)の濃厚接触者(同居親子)。11月25日に37度台の発熱と倦怠感があったが、その2、3日後から会社に出勤。しかし2日に199例目の陽性が判明し、濃厚接触者としてPCR検査を実施。陽性がわかった。発症から現在まで症状はなく、発症からも10日経つことから、明日まで自宅で療養する。

一方、西区のケアポートすなやまの患者のうち3名が退院し、これまでに計4人が施設に戻ったという。また重症者はいない。

なお市内189例目、200例目は、済生会新潟病院の看護師で、2人とも新型コロナウイルス感染症受入病棟勤務。新型コロナウイルス患者受入病院の看護師が感染したのは市内では今回が初めてという。

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