陸上女子1万で新谷が五輪代表に 日本選手権で優勝 

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新谷仁美

 東京五輪の代表選考会を兼ねた陸上の日本選手権長距離種目は4日、大阪市のヤンマースタジアム長居で行われ、女子1万メートルは総社市出身の新谷仁美(32)=積水化学、興譲館高出=が日本記録を18年ぶりに更新する30分20秒44で7年ぶり2度目の優勝を飾り、2大会ぶりの五輪代表に内定した。

 新谷は2000メートル付近で先頭集団を抜け出すと、追走した東京五輪マラソン代表の一山麻緒(ワコール)を3000メートル手前で突き放し独走。今季世界ランキング2位に相当する快記録でゴールした。五輪参加標準記録を既に突破していた新谷は優勝が代表内定の条件だった。従来の日本記録は渋井陽子(三井住友海上)が2002年にマークした30分48秒89。

 12年ロンドン五輪に出場した新谷は14年に引退を表明し、4年余りのブランクを経て18年に復帰した。

 陸上の岡山関係では女子マラソンの前田穂南(天満屋)も東京五輪代表に決まっている。

 新谷仁美の話 応援の中で気持ちよく走れ、久しぶりに自分の満足のいくレースができた。日本記録を出さなければ世界と勝負できないと思っていたのでほっとしている。今後も最高のパフォーマンスを見せていきたい。