【福岡県の難読地名】雑餉隈、和布刈、清水町・・・いくつ読めますか?

日本各地には、なかなか読めない難しい地名が多数存在します。地域の言葉や歴史に由来しているものなど、さまざまですが、中には県外の人はもちろん、地元の人でもわからないというものも。今回は福岡県の難読地名を紹介します。あなたはいくつ読めますか?

和布刈

「めかり」

北九州市に位置し、関門海峡を挟んで対岸がすぐ本州の地域です。急流が渦巻く関門海峡、関門橋の壮大な眺めはきっと楽しめるはず。和布刈公園には、国内最大級の有田焼による壁画「源平壇之浦合戦絵巻」もあります。

脇田

「わいた」

宮若市の地名。田んぼから温泉が湧き出てきたことから、脇田(湯がわく田)と呼ばれます。奈良時代からの歴史をもつ脇田温泉は、博多北九州の奥座敷として親しまれている温泉郷。春は桜、夏はホタル、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季折々の風景と温泉で癒やされてみては?

芥屋大門

「けやのおおと」

芥屋大門は、糸島半島の北西にある大門岬にできた、高さ64m、奥行90m、間口10mの日本最大の玄武岩洞です。冬場を除いて、遊覧船で大自然が作り出したアートを見に行くことができます。運が良ければ洞窟内にも入れるかも?

駕与丁

「かよいちょう」

糟屋郡粕屋町にある地名。駕与丁池を中心とした、自然豊かな公園が地区の大半を占めています。駕与丁公園内では約700本の桜並木をはじめ、寒椿、ハナミズキ、菖蒲など季節ごとの花が楽しめます。180種類2,400株のバラが咲くバラ園があり、毎年5月には「バラまつり」が開催されます。

雑餉隈

そらみみ, CC BY-SA 4.0, ウィキメディア・コモンズ経由で

「ざっしょのくま」

福岡市博多区と大野城市にまたがる地域の名前。西鉄雑餉隈駅前には「銀天町商店街」というアーケード街があります。

清水町

「しょうず」

しっかり町まで入って「しょうず」と読みます。清水町がある豊前市には、大きな椅子のモニュメントがあります。目の前に広がる平原をぜひ見てみてください。

大莞

「おおい」

現在は地区名や、小学校などの名称にしか使われていない地名です。この地名がある大木町は、町の面積の約14%が掘割(クリーク)という水路で占められています。

写真提供:福岡県観光連盟

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