アンジャッシュ・渡部の会見にEXITが疑問符「やる意味あったのか?」

ABEMAが、「ABEMA NEWSチャンネル」にて、ニュース番組『ABEMA Prime』を平日夜9時より毎日生放送している。

■兼近大樹「すげーなげぇな。会見の一部分だけ切り取られて拡散される可能性考えると、やる意味あったのか?」

りんたろー。「誰に対する謝罪?女性リポーターが渡部さんを奥さんのように責め立てるのはなんなんだろう」

「ABEMA」では、2020年12月3日(木)夜7時より、お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建の緊急会見を全編ノーカット生中継した。会見の中継直後に生放送された『ABEMA Prime』の番組冒頭では、進行を務めるテレビ朝日の平石直之アナウンサーが「触れざるを得ない」と会見について言及。

番組MCを務めるお笑いコンビ・EXITのりんたろー。は「誰に対する謝罪なの?多目的トイレでそういうことをしてしまったのはあれだが、女性リポーターが奥さんのように責め立てるのはなんなんだろうなと思った」と疑問を呈した。一方で、兼近は「まず、『すげーなげぇな』って一番に思った」と率直な感想を述べ、「渡部さんは関係者たちにはすで謝罪しているのに、その上でこの会見をやっている意味が分からない。多目的トイレの“多目的”の中に性行為を含んでしまったことが問題視されているので、その部分の謝罪オンリーでよかった。今回の件のせいで、多目的トイレを使えなくなった人たちがいっぱいいる」と語った。さらに、「会見をやってもやらなくても文句言いたい人はずっと言い続ける。会見をやることで、発言の一部分だけを切り取って前後の文脈を無視して記事をあげられちゃって。より良くないことが広がる可能性を考えると、やる意味あったのかなと思った」と持論を展開した。

また、この日のスタジオゲストとして登場した堀江貴文は、渡部と同い年で面識もあることを前置きした上で、「他人事とは思えない。俺も色々あったけど、お前も色々あったんだなと思った。ある意味、共に生きてきたというか」と心境を吐露。一方で、一連の騒動については「そういうことしちゃうんだ。あれはしちゃいかんよな」と苦言を呈し、会見の様子については「ちょっと痛々しかった」と語った。

本放送の様

■「子どもに対する大人の“勝手な”ルール」について

EXIT・兼近「一見無駄と思われることが仕事になる時代。子どもの可能性を度外視するのは切ない」

番組後半では、子どものメイク動画やキッズコスメが人気を集める中「子どもにメイクはまだ早い」など批判の声がある一方で、大人は化粧をすることがマナーとされるなど「大人が決めた“勝手なルール”」についてフォーカス。「子どもに対する規制の是非」と「子どもと大人の境界線」について、東京家政大学准教授の鵜殿篤さんと、現役大学生の折口武史さんをゲストに議論した。

子どもに対する美容の規制について、番組MCを務めるお笑いコンビ・EXITのりんたろー。は「イジメ防止で、親が小中学生の子どもに『脱毛』をプレゼントするのが流行り始めている。需要があるのに、何を恐れて規制しているのか」と疑問を投げかけた。さらに、兼近大樹は「メイクが本業になる可能性を無視している気がする。一見無駄と思われることが仕事になる時代。僕なんかも学校で『ふざけんじゃねぇ』ってめちゃくちゃ怒られてたが、今“ふざける仕事”に就いてる。そういう意味では、子どもの可能性を度外視してしまっているのが切ない」と自身の考えを述べた。

さらに、様々な“校則”について意見を求められると、りんたろー。は「僕、優等生だったんで守ってきちゃったんですよね」と発言し、スタジオの笑いを誘った。一方、兼近は「僕は校則を守れるような人間に育たなかった、“校則違反の人生”。そもそも学校に入れなかった」と自身の過去を明かした。

本放送の様子は、現在も「ABEMAビデオ」で配信中。

■『ABEMA Prime』 放送概要

放送日時 :毎週月~金曜 夜9時~夜11時  ※生放送

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