院内感染の専門チームを派遣

学会が地域医療支援

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北海道旭川市の慶友会吉田病院=4日

 新型コロナウイルスが院内感染で広がるのを防ぐため、日本環境感染学会は5日までに、感染症対策が専門の医師や看護師らのチームを医療機関に派遣する取り組みを始めた。特に地方ではウイルスの封じ込めに詳しい人材が不足しており、対策に追われる地域医療を支えるのが狙い。厚生労働省の委託事業として実施する。

 厚労省によると、11月30日までに全国で2575件のクラスター(感染者集団)が発生し、うち医療機関は412件だった。11月からの流行の「第3波」でも北海道旭川市の旭川厚生病院や慶友会吉田病院で最大級の院内感染クラスターが発生しており、支援を強化することにした。