中居正広監修の絵本「♪ピンポンパンポンプー」が大ヒット!アニメ化も視野

劇団ひとり

タレント・中居正広のプロデュース能力の高さがまた浮き彫りになった。中居が監修し、先月発売した絵本「♪ピンポンパンポンプー」(マガジンハウス)があっという間に大ヒット作品となったのだ。

この絵本は中居がMCを務める「中居正広のニュースな会」(テレビ朝日系)のなかで進められてきたプロジェクトで、監修が中居、キャラクターデザインを劇団ひとりが担当し、脚本を古市憲寿氏が手掛けた。番組では、劇団ひとりが中居の新会社「のんびりなかい」のグッズを、毎週独自に作成・発表。この絵本はそこで誕生したオリジナルキャラクターの「のんちゃん」と「びりーくん」の世界観を生かして作られた。

ある芸能関係者は「この絵本は発売前の予約段階で10万部突破という異例のヒットとなりましたが、当然、そこには中居人気というものもあるでしょうが、中居ファンじゃなくても、買ってみようかなと思う人がいないとここまでの数字はいきません。古市さんの脚本も劇団ひとりさんの絵も、魅力的なのでしょうし、それをまとめ上げた中居さんのプロデュース能力の高さはやっぱりすごいのでしょう」。

中居がプロデュースしたものとえいば、Kis-My-Ft2から派生した「舞祭組」が有名だ。キスマイメンバーのうち、横尾渉・宮田俊哉・二階堂高嗣・千賀健永の4人で結成した「派生ユニット」だ。前出の関係者は「カッコいいことが売りのジャニーズに、あえて『舞祭組(ブサイク)』と名付け、うまくお笑いのテイストを混ぜ込みましたが、いまでもキスマイが変わることなくバラエティー番組をもっているのは、彼らが笑いを生んでいるという功績も大きい。いまのテレビ界はバラエティー主流ですし、バラエティー向きのタレントを作り上げた中居はやっぱりプロデューサーとしての能力は高いでしょうね」。

今回の絵本で劇団ひとりは「アニメ化を視野に」と大目標を掲げたが、まんざらでもないかもしれない。(二浦誠)

*写真は劇団ひとり

参考

© 株式会社ジェイプレス社