リュウキュウアユが産卵 奄美、種の維持に必死

自然状態では鹿児島県・奄美大島にのみ生息する絶滅危惧種のリュウキュウアユが産卵の季節を迎えている。日没前後の川の瀬では、数百匹の雄が雌を挟み込むように砂利の中に潜り込む光景が繰り広げられる。産卵は今月中旬にピークを迎え、来年2月ごろまで続く。厳しい生息環境の中、種の維持に必死だ。

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