きょう7日(月)は、太平洋側を中心に広く晴れるが、北陸から北の日本海側は雨や雪で雷を伴う所もある見込み。
　今朝は、西日本でも5℃以下まで気温の下がっている所が多く冷え込んでいるが、日中は関東から西日本で日差しに晩秋の暖かさを感じられそうだ。

北陸から北の日本海側　雨や雪は朝と夜が中心

　北陸から東北の日本海側は雨、北海道や本州の標高の高い所では雪になる見込み。日中は雨や雪の止む時間が多いが、朝と夜は雷を伴う所もあり、北日本では風も強く吹くため、落雷や強風に注意が必要だ。さらに、北海道では湿った雪が降るため、電線などへの着雪にも注意したい。
　また、西日本の日本海側は晴れるが、夜は雨の降る所がある見込み。沖縄は雨が降りやすく、北東の風が強く吹きそうだ。

関東から西日本　日差し暖か

　太平洋側は、北日本で雲が多めだが、関東から西日本では晴れて空気が乾燥する見込み。関東から西では最高気温が15℃を超える所が多く、日差しに晩秋の暖かさを感じられそうだ。
　晴れる地域は、朝と日中の気温差が10℃くらいあるため、服装選びを工夫して寒暖差を乗り切りたい。

＜7日の予想最高気温(前日差)＞
札幌　5℃(-2℃)　11月下旬並み
仙台　14℃(+2℃)　11月中旬並み
東京　16℃(+2℃)　11月中旬並み
名古屋　17℃(+2℃)　11月中旬並み
大阪　16℃(+1℃)　11月下旬並み
福岡　15℃(±0℃)　平年並み
那覇　22℃(±0℃)　平年並み

　今週は、全国的に気温が平年並みか平年を上回る所が多くなりそうだ。
　何かと慌ただしい師走だが、今週の暖かさを有効に使って、大掃除などを進めたい。

（気象予報士・海老原美代子）