ナマコやカキ、海産物ずらり クロナマコアイスも登場 大村「あさいち」初開催

クロナマコアイスを受け取る子ども=大村市、大村港馬場先波止

 長崎県大村市特産の水産物などを販売する「浜んこらあさいち」が6日、杭出津1丁目の大村港馬場先波止であり、旬の味覚を求める買い物客でにぎわった。
 市内漁協や市物産振興協会などでつくる実行委が初めて開催。本年度から「琴俵」の名称でブランド化を図っているナマコをはじめ、大村湾で養殖したカキや水産加工品などが並んだ。
 会場には、市がチリンチリンアイスを販売する前田冷菓(長崎市)とコラボレーションして開発したクロナマコアイスも登場し、長蛇の列ができた。アイスを食べた大村市立東大村小3年の松谷圭織さん(8)は「コリコリしててとてもおいしい」と笑顔で話した。
 「あさいち」は今後、毎月開催する予定で、年内は20日にも開く。実行委員長を務める市漁協の松尾貢組合長は「大村産の水産物はあまり知られていないので、年間を通じて旬の食材を楽しんでもらえれば」と話した。

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