【ソッカー(男子)】 酒井のゴールで先制するも引き分けに終わり9年ぶりの定期戦勝利ならず 第20節 Vs早大 兼第71回 早慶サッカー定期戦

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冬本番の寒さの中でキックオフの笛が吹かれると、慶大は序盤から積極的な攻めを見せる。2分に主将・松岡瑠夢(総4・FC東京U-18)がカーブをかけて放ったシュートは惜しくも枠の横に逸れるも、開始早々相手の肝を冷やした。

主将松岡は積極的にプレスをかけた

前期の早慶戦では終始早大に押される展開となったが、後期は一転。前線から積極的にプレスをかけてボールを奪い即効を仕掛けるなど、早大に攻める隙を与えないほどの猛攻を見せる。12分、この日スタメン出場の古川紘平(政2・学習院)がクロスを頭で合わせるも枠を捉えられず。19分には副将・杉本崇太朗(政4・名古屋グランパスエイトU-18)がミドルシュートを放つもクロスバーの上。良い攻めを見せるも、1点が遠い展開となる。前半最も危ないシーンとなったのは26分。相手のFKからボールがゴールへ流れ込むも、判定はオフサイド。間一髪で難を逃れた。その後も内桶峻(政4・國學院久我山)や松岡がドリブル突破でチャンスを作るもゴールは奪えず。スコアレスでの折り返しとなった。

左サイドを切り開く橋本

後半に入ると立ち上がりから慶大が相手ゴールへと迫る。松岡の遠い位置から左足で放ったミドルが相手に当たり、55分に獲得したCKのチャンス。ショートコーナーで上手く相手ディフェンスのタイミングを外し、橋本健人(総3・横浜FCユース)が左足で中に入れたクロスのこぼれ球を酒井がオーバーヘッド。シュートはゴール右隅へと吸い込まれ、慶大が欲しかった先制点を奪う。慶應スタンドはこの大舞台でのスーパーゴールに湧き上がる。

華麗なシュートを決める酒井

しかし、ここからワセダの猛攻が始まる。59分のヘディングシュート、62分のワンタッチの繋ぎからのシュートと慶大ディフェンスは上手く対応できず、立て続けにピンチを迎えてしまう。すると63分、相手CKからゴール前での混戦となり、押し込まれ失点してしまう。

失点後も気落ちしなかった

悪い流れを断ち切るべく、64分に古川に代えて、宮本稜大(商2・國學院久我山)を投入。68分、杉本が遠い位置から左足一閃でゴールを狙うも枠を捉えられない。71分、75分の相手の波状攻撃から崩され、シュートを放たれるもGK田原智司(環4・静岡学園)がキャッチし、ゴールは割らせない。その後も押し込まれる展開が続くも、小林誉貴(商3・清水東)、谷本竜一(総3・FCトリプレッタユース)、酒井らディフェンス陣が相手シュートを跳ね返す。慶大は終了間際88分の橋本の抜け出しからチャンスを迎えるも、ゴール前には繋がらず得点は奪えない。後半ATにも、相手の猛攻でゴールまで迫られるも最後まで集中力を切らさず守りきり、試合終了。定期戦9年振りの勝利とはならなかったが、首位ワセダ相手に価値ある勝ち点1をもぎ取った。

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