飲食業倒産、最多更新へ

20年1~11月、客足戻らず

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東京・歌舞伎町をマスク姿で歩く人たち

 2020年の飲食業の倒産件数(負債額1千万円以上)が過去最多を更新する見通しとなったことが7日、分かった。東京商工リサーチによると、1~11月は前年同期比8.0%増の792件で、これまでの最多だった11年の800件を上回るのはほぼ確実。新型コロナウイルス流行による緊急事態宣言に加え、宣言解除後も客足が戻らずに資金繰りに行き詰まる例が多いためだ。

 自主的な休廃業・解散と負債額1千万円未満の倒産を加えると計約2400件に上り、飲食業の苦境はさらに鮮明となる。一部自治体での営業時間短縮の要請で、書き入れ時の売り上げ落ち込みは必至で、倒産は一段と増えそうだ。