井上真央 日焼けメイクの女優陣に「自分が想像していた以上の力強さ」 「大コメ騒動」クランクアップコメント動画公開

102年前の米騒動で活躍した女性たちの姿を描いた映画「大コメ騒動」の公開を前に、主演の井上真央によるクランクアップ時のコメント動画が公開された。

コメント動画では、役柄そのままの真っ黒な日焼けメイク姿の井上真央が、「この扮装(ふんそう)をして、みんなで役になって集まった時、自分が想像していた以上の力強さで、完成が楽しみになりました」と手ごたえを見せている。また、舞台となった富山出身の本木克英監督が「直すところがなかった」と語るほど方言を自分のものにした井上真央だったが、60キロの米を背負うのは大変だったことを語っている。さらに、「(こんなに)女優陣が(日焼けメイクで)真っ黒になることがないくらい真っ黒」だったと語りつつ、「一つ一つがみんなで楽しみながらできました」と、現場の雰囲気の良さを感じさせている。

「大コメ騒動」は、1918(大正7)年に富山県の貧しい漁師町で実際に起こった「米騒動」を題材にした作品。日本の女性が初めて起こした市民運動ともいわれる出来事で、活躍したおかか(女房)たちにスポットを当てたエンターテイメント作品となっている。主人公の松浦いとを演じるのは、「八日目の蝉」で日本アカデミー賞最優秀女優賞を受賞した井上真央。室井滋、立川志の輔、西村まさ彦、柴田理恵らの富山出身者が脇を固め、同じく富山県出身の本木克英さんが監督を務めている。

「大コメ騒動」
2021年1月8日(金)TOHOシネマズ日本橋ほか全国公開
配給:ラビットハウス、エレファントハウス
©︎2021「大コメ騒動」製作委員会

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