燕村上は“記録的”大台、楽天浅村5億円、ハム清宮は増額…各球団発表 7日の契約更改は?

ヤクルト・村上宗隆、楽天・浅村栄斗、日本ハム・清宮幸太郎(左から)【写真:荒川祐史】

涌井は史上初の3球団での最多勝、浅村は初の本塁打王獲得

プロ野球界は7日、複数の球団で契約更改交渉が行われた。ヤクルトでは、村上宗隆内野手が5500万円増の年俸1億円でサイン。プロ4年目での大台到達は、古田や青木に並ぶ球団最速となった。今季は全試合で4番を務め、打率.307、28本塁打、86打点をマーク。出塁率4割2分7厘で自身初タイトルとなる最高出塁率を獲得した。

楽天では、涌井秀章投手が3500万円増の年俸1億6000万円で更改。今季は11勝を挙げ、西武時代、ロッテ時代に続く史上初の3球団での最多勝を獲得した。来季に4年契約の3年目を迎える浅村栄斗内野手は、現状維持の5億円プラス出来高払いでサイン。今季は全120試合に出場。3年連続30発となる32本塁打で、自身初の本塁打王に輝き、リーグ2位の104打点、打率.280をマークした。

日本ハムでは、吉田輝星投手が現状維持の年俸1030万円でサイン。2年目の今季はわずか5試合の登板で0勝2敗、防御率8.41だった。清宮幸太郎内野手は200万円増の2200万円で更改。3年目の今季は96試合に出場。3年連続の同数となる7本塁打で、打率.190だった。

ソフトバンクは4選手が更改。ルーキーの海野隆司捕手は現状維持の1200万円、板東湧梧投手は550万円アップの1500万円でサインした。

■セ・リーグ
【ヤクルト】
村上宗隆内野手 4500万円→1億円

■パ・リーグ
【楽天】
涌井秀章投手 1億2500万円→1億6000万円
浅村栄斗内野手 5億円→5億円

【日本ハム】
吉田輝星投手 1030万円→1030万円
清宮幸太郎内野手 2000万円→2200万円

【ソフトバンク】
板東湧梧投手 950万円→1500万円
三森大貴内野手 600万円→700万円
高田知季内野手 2700万円→2050万円
海野隆司捕手 1200万円→1200万円(Full-Count編集部)

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