思い出作りに人文字を空撮 諫早・小中13校で コロナ禍で制約多い子らに

ドローンで撮影された人文字=諫早市、市立小野小学校(フライトワークス提供)

 新型コロナウイルスの影響で制約を受ける子どもたちに思い出を作ってもらおうと、長崎県諫早市内の小中学校でドローンを使った人文字の空撮が行われた。
 農薬散布などに従事する同市のフライトワークス(津田龍介代表)が「思い出づくりサポートプロジェクト2020」として企画。子どもたちを元気付けたいとの思いに賛同した市内の企業や事業者約30社の協賛を得て、13校で9月から10月にかけて撮影した。
 津田代表(37)はこのほど、撮影に参加した学校や児童に、同プロジェクトのポスターや人文字の写真を寄贈。「本来ならオリンピックイヤーに付随したイベントが多数あったはず。今回の空撮をいい思い出の一つとして記憶や記録に残してもらえれば」と話した。

参加校の校長に同プロジェクトのポスターを寄贈する津田代表(右)=諌早市立小野小

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