コロナ切迫に 東京23区長らが東京都に支援拡充を要望

東京都は12月7日、新たに新型コロナウイルスに感染した人が299人確認されたと発表しました。感染者が300人を下回ったのは11月24日以来およそ2週間ぶりですが、重症者は前日から1人増えて55人となりました。感染拡大に歯止めがかからない中、東京23区の区長がさらなる医療体制の支援を東京都の小池知事に求めました。

小池知事は東京都の2021年度予算を検討するため、23区の区長らでつくる特別区長会と意見交換しました。特別区長会の山崎会長(江東区長)は新型コロナの感染者が増えている状況を踏まえ、医療体制など幅広い分野での支援を拡充するよう東京都へ求めました。これに対し小池知事は「要望を踏まえ、引き続きコロナ対策にも万全を期していきたい」と応えました。

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