全国給食甲子園で優秀賞  「元気の源になる給食を」 大村市中学校センター

優秀賞に輝いた献立を担当した佐田さん(手前左)と岩永さん(同右)=大村市学校給食センター

 地場産品を使ったおいしい学校給食日本一を選ぶ「全国学校給食甲子園」で、大村市中学校給食センターの献立が優秀賞に選ばれた5日、担当した栄養教諭の佐田マキさん(47)と調理員の岩永慎也さん(32)は「おいしく食べてくれる生徒や先生たちのおかげ」と喜びを語った。
 同甲子園は全国から1412件の応募があり、書類審査でベスト12を決定。その中から優勝や優秀賞などを選出した。同市は干し大根とアスパラを使った卵焼きなど、大村産食材をふんだんに使った献立でベスト12に選ばれていた。
 同日は森園町の学校給食センターに職員ら約30人が集まり、オンラインで開催された表彰式を見守った。取材に対し佐田さんは「これからも子どもたちの元気の源となるような献立を考えていきたい」、岩永さんは「今回の経験を今後に生かし、よりおいしい給食を作っていきたい」とそれぞれ話した。


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