長岡で戦没者鎮魂の花火「白菊」 太平洋戦争開戦から79年

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太平洋戦争戦没者を悼む鎮魂の花火「白菊」=8日午後7時30分前、長岡市

 太平洋戦争の発端となった1941年の米ハワイの真珠湾攻撃から79年となった8日、攻撃を指揮した連合艦隊司令長官山本五十六の出身地・新潟県長岡市で、戦没者を慰霊する鎮魂の花火「白菊」が打ち上げられた。

 開戦日を人々の胸に刻もうと、市民有志でつくる実行委員会が2011年から毎年実施している。信濃川河川敷から白菊2発と、世界平和の願いを込めた金色の花火1発が打ち上げられた。平和学習に取り組む地元の小学生が費用を集めた白菊も夜空を彩った。

 戦後75年の節目となった今年、新型コロナウイルスの影響で長岡市は訪問団をハワイに派遣できず、代わりにアオーレ長岡に献花台を設けた。白い花を手向けた長岡市の大学生(19)は「忘れてはいけない一日。私たちが平和な社会を築いていくと、改めて思った」と話した。