【新型コロナ】自宅療養者に集計ミス 神奈川県、300人超少なく公表 表計算ソフト設定を誤る

神奈川県庁

 神奈川県は8日、新型コロナウイルス感染症の自宅療養者数について、今月4~7日の公表分を誤って集計していたと明らかにした。担当者が表計算ソフトの設定を誤ったことが原因。自宅療養者数は県独自の警戒レベルを判断する数値基準の基にもなっているが、最大で322人少なく公表していた。

 県によると、集計を誤ったのは、県がホームページなどで公表している自宅療養者数。4日に公表した559人(3日現在)は、実際には765人だった。土日は集計を更新せず、週明けの7日に公表した460人(4日現在)も、実際には782人だった。担当者が集計ミスに気付き、8日の公表分から訂正した。

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