CLで全体未聞の事件!審判が人種差別発言か? 「問題シーン」がこれ

今週欧州各地で行われるUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ最終戦。

この日行われたPSG対イスタンブルBB戦では前代未聞の事態が起きた。

前半20分過ぎにイスタンブルBBの選手たちがピッチを去ってロッカールームに下がると、PSGもそれに続いたのだ。

イスタンブルBB側は第4審判が人差別的な発言をしたと主張しており、それに対する抗議として選手たちはピッチを去った。

主審から退席処分を言い渡されたイスタンブルBBのアシスタントコーチであるピエール・ウェボ(元カメルーン代表FW)は、その直後から第4審判に対して「なぜネグロと言った!」と怒りを訴え続けていた。

また、イスタンブルBBの控えFWデンバ・バが「あんたは『this white guy』とは決して言わないだろう。彼のことを『this black guy』と呼ぶ理由などない。彼が白人ならそう言わないだろう」と第4審判に詰め寄る場面も撮影されている。この試合を担当しているのはルーマニアの審判団だ。

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『BBC』によれば、第4審判を変更して試合は再開されるようだ。

UEFAは「第4審判が関わった疑いのある事件が起きた後、試合は一時的に中断された。両チームとの協議後、試合は第4審判を変えて再開することで合意した。UEFAはこの問題を徹底的に調査する」との声明を出したとのこと。

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