「密回避」で人気のキャンプ場、一時閉鎖 利用者増え過ぎ「感染防止のため」 

にぎわう笠置キャンプ場。来場者が増え過ぎ、一時閉鎖が決まった(11月14日、同町笠置)

 京都府笠置町は8日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、木津川河川敷にある笠置キャンプ場を13日から来年1月12日まで一時閉鎖すると発表した。

 笠置キャンプ場は、近年のキャンプブームに加え、「3密」を避けられるレジャー施設として今夏ごろから利用者が急増。9月は前年同月比35%増、11月も同22%増の約1万2600人が利用して混雑し、感染が急増する大阪府など他府県ナンバーの車も多かった。

 町商工観光課は「週末だけでなく平日の利用も増えており、テントを張る場所が近づくこともあった」といい、運営する一般社団法人「観光笠置」とともに感染拡大防止の観点から閉鎖を決めたという。

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